持ち出し利用時のログ収集
Fogos PRO(フォゴス プロ)により、持出し記録やコピー記録といったログを情報漏えいのリスクを軽減し、かつ収集することが可能です。
ケース2. 製造業 技術者向け、持ち出し利用時のログ収集
技術者が扱う、図面やデーターシートは、重要な機密情報ですが、部品メーカーや顧客、協力企業と、その情報を共有しての作業が不可欠です。
某社では、CADデータ等を顧客とやりとりしていますが、機密性が高く、サイズも大きいということもあり、データの受け渡しにはUSBメモリを活用しています。また、新製品のデザイン図面を扱う場合、データは渡さず、PCを持ち込み、現場で顔を合わせながら編集する、データを渡す場合は、担当者以外に漏えいしないよう、パスワードを設定したファイルをUSBメモリに入れて持参して手渡しする、といったことが行われています。
これまでは、情報漏えい対策として、必ずファイルを暗号化するなど、最低限の運用ルールはありましたが、基本的には、社員個人が注意すること、といった程度で、いつだれがどのファイルをどこに渡した、という記録をとることができませんでした。
Fogos PRO(フォゴス プロ)では、いつどのファイルを社内から持ち出したのか、いつどのファイルを客先に渡したのか、出先でいつどのファイルを編集したのか、といった情報をログとして記録します。
Fogos PRO(フォゴス プロ)の導入によって、社員が、図面データを社外に持ち出した記録を確実にトレースできるようになりました。また、取引先から自宅に直帰した場合でも、自宅PCでFogos PRO(フォゴス プロ)専用USBメモリ内のデータをFogos PRO Mobile Desktop(フォゴス プロ・モバイル・デスクトップ)上で参照することはできますが、コピーして、取り出すことはできません。
Fogos PRO(フォゴス プロ)によって、情報漏えいのリスクを低減しながら、内部統制上重要なログの取得までできるようになる、という二つの効果が高く評価されています。