教育機関での導入事例

導入事例

Fogosをご利用いただいている教育委員会・学校法人様では、現場の情報漏洩対策と業務の効率化のジレンマをどのように解決するかが大きな課題となっていました。
本ページでは、各ユーザー様で抱えていた課題をFogosの導入により解決した事例をピックアップしてご紹介します。

※ご紹介する事例には、お客様のご要望や運用環境に応じて追加開発・カスタマイズを行った機能によって実現しているものが含まれています。

ケース1 : 授業用PCと校務用PCの一体化

■課題(Before) :
・授業用と校務用でネットワークを分離しており、ネットワークごとに授業用のPCと校務用のPCをそれぞれ運用している。
・必要なPCの台数が多いため、調達コスト等の都合で台数が不足。職員が必要なタイミングでPCを使用することができなかった。
・校務用のPCのデータ持ち出し対策を厳重に行いたい。
課題に困っている職員のイラスト
■導入ソリューション :
Fogos.Professional

・「モード変更」機能では、セキュリティポリシー内に定義されたPCの制御内容を、PCを再起動することなく変更することができる
 ローカルディスクへの書き込み可否、ファイルサーバーへのアクセス可否など、様々な制御を切り替えることが可能

・「インターネットアクセス制御」機能は、指定したURLをブラックリスト・ホワイトリスト形式でのアクセス制御が可能。
 本設定もモードごとに個別に設定することができる。
Fogos.Professionalのアイコン
■結果(After) :
必要となるPCが1人1台になり、慢性的な台数不足が解消。
 1台のPCを、業務内容に応じて『教育モード』(一般的なセキュリティ)と『校務モード』(厳格なセキュリティ)を切り替えて使用できるようになった。
・職員はPCに「Fogos専用USBメモリ」を接続するだけで簡単にモード切り替えが可能
 物理的に分かりやすい操作で、コンピュータの操作が苦手な先生でも簡単に扱うことが出来るようになった。
機密データを取り扱う「校務モード」中はデバイスやローカルディスクへの書き込みを禁止することで、情報漏洩リスクを大幅に抑制。
課題が解決して喜んでいる職員のイラスト

ケース2 : ファイルサーバーの機密データ持ち出し対策

■課題(Before) :
・ある学校では、校内のファイルサーバー上で生徒の成績データや個人情報などの様々な機密情報を取り扱っている。
 しかし、セキュリティポリシーの都合上データをクラウドストレージにアップロード/保管することが難しい。
・USBメモリは、データの持ち出しや紛失等のリスクから使用を禁止したい。しかし、運用上完全に廃止することが難しい
課題に困っている職員のイラスト
■導入ソリューション :
Fogos.Professional

・「ファイルサーバー暗号化」機能を有効化することで、指定した共有フォルダに格納されたデータを暗号化することができる。
 暗号化されたデータはFogosに管理されたPCでのみ復号可能で、利用者はそれを意識することなく開くことができる。

・リムーバブルメディアのアクセス制御と「モード変更」機能を組み合わせることで、
 平常業務時はデバイスの利用を許可し、機密データを取り扱う校務モードのときだけ読み取り専用とするなど、柔軟なセキュリティ制御が可能
Fogos.Professionalのアイコン
■結果(After) :
Fogosサーバーの管理下にないPCによる機密データ閲覧・改ざんリスクを抑制
ファイルサーバー上からの機密データ持ち出しリスクを抑制

 職員の業務効率を落とすことなく、セキュアな環境を実現した。
課題が解決して喜んでいる職員のイラスト

ケース3 + 4 : Fogos SSO Option / Fogos.ATKeyLogon によるSSO(二要素認証)サインイン

■課題(Before) :
・職員がPCにログインするとき、一般的なユーザー/パスワード運用だけではセキュリティが不安。
・コンピュータの操作が苦手な職員でも、従来の認証方式よりも簡単にサインイン出来るようにしたい。
課題に困っている職員のイラスト
■導入ソリューション :
Fogos SSO Option

Fogos.Professionalのオプション機能で、「Fogos専用USBメモリ」+「PINコード」を利用したSSO(二要素認証)サインインを実現する。
「鍵」のように物理的なアクセス管理が可能で、PCからFogos専用USBメモリを引き抜くだけで画面ロックをかけることができる。

Fogos.ATKeyLogon

・指紋認証+PINコードによる二要素認証
・PC本体から大きく出っ張らない、ケーブルレスでコンパクトな指紋認証センサー
・暗号化した認証情報を共有フォルダ上に集積する機能により、ドメイン内のどのPCにも自分のアカウントにログインすることができる。
Fogos.ATKeyLogonのアイコン
■結果(After) : Fogos SSO Optionの場合
Fogos専用USBメモリ+PINコードの組み合わせでのSSO(二要素認証)サインイン。
不正アクセスやなりすまし、パスワード流出や総当たり攻撃のリスクを低減
・離席時の第三者によるソーシャルハックや不正な操作が行われるリスクを抑制
課題が解決して喜んでいる職員のイラスト
■結果(After) : Fogos.ATKeyLogonの場合
なりすましやパスワード漏えいによるリスクを抑止しつつ、ログイン操作の負担を最小限に。
故障等による急な端末入れ替えが発生しても、指紋を再登録することなくスムーズにサインインが可能に。
課題が解決して喜んでいる職員のイラスト

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